たかひろダイアリー

生活備忘録

年末年始は読書三昧するぞ!

毎年この時期になると、「もうそろそろ年末年始だ!よ〜し、読書三昧するぞ!」と思うけど、去年そう思って購入した本が読まずに本棚に並んでいるところをみると、どうやらそういうことらしい。

 

日頃、仕事系の書籍等をほぼ資料の一部、あるいは情報としてインプットすることはあっても、もうここ何年もそれ以外の「本」を読んでいないなぁ。

 

昔は、村上春樹とか好きだったなぁ。

 

ねじまき鳥クロニクルとか、大好きだった。

 

「死んでこそ浮かぶ瀬もあれノモンハン

 

今思うとよくもあんなにぶ厚い本を読んでいたよね。しかも、当時はハードカバーで読んでいたから重かったし。

 

でも、好きだったなぁ。

 

あとはちょっと世界が違うけど、伊坂幸太郎も結構読んでいたなぁ。

 

伊坂幸太郎の本もおもしろいのがいろいろあるけれど、意外に「砂漠」とか好きだった。バカっぽい話しなんだけど、その中に愛すべきキャラがいて、何かこうキラッと光る瞬間があるんだよね。

 

こんなことを書いていて思ったけど、僕がしたいのは「年末年始の読書三昧」ではなく、「今、過去の読書体験を回顧すること」なのかもしれない。なるほど、そう考えれば去年購入した書籍が僕の本棚に読まれないままきれいに並べられているのも辻褄が合う。

 

積ん読(つんどく)」とはちょっと違うけど、たまに本を読まずにコレクションするのが楽しいっていう人もいるよね。なんかこう、自分が好きな作家たちの本が自分の部屋の本棚にピシッと並んでいるその雰囲気が好きって人。気持ちは分かるけど、僕の場合はそういうコレクター気質は皆無だ。

 

おそらく、「今、過去の読書体験を回顧したい」というのを「年末年始は読書三昧したい」と勘違いしてしまい、そのまま購入してしまったパターンなんだ。Amazonとかで注文すると簡単に購入できてしまうから、勘違いに気づかないと家はどんどん使わないもので溢れそうだ。

 

年末年始になってみて、やっぱり読書したいと感じたら、その足でトコトコ近所の本屋に出かけてそのとき本屋にある本の中から選んで、その本と、近くでドーナツとコーヒーでも買って公園にでも行ってみよう。

 

いやいや、冷静に考えたら真冬に公園で読書とか、絶対にない。

 

とにかく年末年始が近づくと、結局何もしないかもしれないけど、こうして妄想するのが楽しい。