キアヌリーブスのジョン・ウィックを観た(ネタバレあり)
キアヌリーブスのジョン・ウィックという映画を観た。
今日は仕事と夕食が早かったこともあり、いつもより時間が余った。
「映画でも観ようか」と奥さん。
いいねいいね、と僕。
新作のところにキアヌリーブスの「ジョン・ウィック チャプター2」というのがあり、これ観ようかとなったけど、残念。レンタルはまだで購入のみだったので断念。。
で、「じゃあ、奥さんも観たことないならこれのパート1観てみようか」
今度は、いいねいいね、と奥さん。
僕も奥さんもこの映画は過去に一切観ていないことを確認したら、早速ダウンロードをして温かい紅茶とクッキーをサイドテーブルに準備万端。
さてさて、と。
感情移入する間もなく奥さんが死に、存命中に手配したであろう奥さんから犬が届く。ケージにあった奥さんからの手紙をみて本来ならグッとくるはずの男の涙。でも、この時点で普通の人は感情移入なんてしていないから、全然グッとこない。
ガソリンスタンドでロシアの半グレが「おまえの車イカしてるな!俺によこせよ」と喧嘩を売ってくる。その場は事なきを得て家路につくが、ある夜、そのロシアのガキンチョたちがキアヌの家に押し入る。車をいただきに。(この時点で「なんでやねん数85」)
そのときに彼ら(ガキンチョ)は絶対にやってはいけないことをやってしまった。
今は亡き彼女から贈られた犬をも殺めてしまったのだ。
キアヌ、怒る。
翌日からランボーよろしくロシア殺戮が始まる。
強盗に入られ車を持っていかれたときは、実にあっさりとガキンチョたちにやられてしまったキアヌが翌日から世界一の殺し屋というか、マリオがスターをGETして最強になった状態。
マリオがスターをGETしたらもう誰も止められない。
ゲーム「スーパーマリオ」では、スターをGETしても時間制限があるが、この映画の場合、そんな制約は一切ない。
スターをGETしたマリオが、クリボーもノコノコもドッスンも、そしてクッパさえも最初から最後まで最強マリオでぶっ潰すような映画だった。
奥さんが隣で「楽しい!」とか「キタァー」とか言って喜んでいたのが救いだ。
「映画」としてのストーリー性はほぼゼロに近い。
この映画の評価が高いのは、おそらくキアヌファンが守っているのだろう。
敵を殺るシーンだけは華麗だったように思うが、なんにせよ感情移入することもなく、いきなりスターをGETしたマリオになって、そのまま最後までいっちゃうもんだから、どう観ればいいのかと困惑すると見せかけて、実は困惑もしない。むしろそれは清々しいほどの「ジョン・ウィック感」だったのだろう。
あと、映画に出てくるロシア勢がアホすぎる。もっと思慮深くいこうよ。
なんで、何回もチャンスがある中でアホみたいに同じミスをおかしてキアヌを生かしちゃうんだよ、、、アホなの?
それと、あのコインなんなのよwww
女殺し屋が会員資格を失って殺されるシーンについては、4人で四方を囲まれて真ん中にいる女殺し屋に4人が銃を向けて一斉に撃ち殺すわけだけど、ああいうの危ないよ。少し外したら女の向こう側にいる味方に当たっちゃうから気をつけなきゃ、、、頼むよ本当に。。
次はおもしろい映画を観られますように。